フジテレビを破壊した日テレ製作の「252」完成。伊藤英明らが会見
2008年9月17日 12:00

[映画.com ニュース] 未曾有の大災害に襲われた東京を舞台に、被災者たちの生還と救出を描いた「252/生存者あり」(12月6日公開)の完成報告会見が9月16日、東京・汐留のコンラッド東京で行われ、主演の伊藤英明、内野聖陽をはじめ、香椎由宇、山田孝之ら豪華キャストと原作・脚本の小森陽一、監督の水田伸生が出席した。
映画は、巨大台風と大津波で崩壊した地下鉄新橋駅に閉じ込められ、脱出を試みようとする主人公・祐司(伊藤)らと、彼らを救出しようとする静馬(内野)ら東京消防庁ハイパーレスキュー隊の奮闘を描く。崩壊した新橋地区を巨大なオープンセットで作り出し、最先端のCGもふんだんに用いたスケール感あふれる映像が話題。タイトルの「252」は、ハイパーレスキュー隊で実際に使用されている“生存者あり”を意味する暗号だ。
「常に埃まみれ、水浸しで冷たかったし、怪我もたくさんした」とハードだった撮影を振り返った伊藤は、「CGもありますけど、生身の肉体も頑張ってます」とPR。実際にレスキュー隊の訓練を受けた内野は、レスキュー隊の人々を「頭脳明晰でエキスパートな人たち」と称え、「崇高な役どころを演じさせてもらった」と話した。水田監督は「家庭があっても市民のために命を投げ出す覚悟がある消防官たちの自己犠牲の精神、心の奥底を撮りたかった」と本作を手がけた動機を語った。
また、本作は日本テレビ製作だが、劇中では高波に襲われたお台場のフジテレビ本社ビルが崩壊し、ビルの特徴的な球体部分が海に浮かんでいる様子も映し出される。その点を突っ込まれると、自身の大ヒット主演作「海猿」でフジテレビに縁のある伊藤は、「その話題にはあまり触れたくなかったけど、あの球体はさすがに浮かばないんじゃないかと。監督に悪意があるのかと思った(笑)」とかわし、矛先を向けられた監督は「お台場地区は水害に弱いということはあまり知られていない。臨海地区のランドマーク的存在として畏敬の念を込めて壊させていただいた」と釈明(?)した。
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