「グーグーだって猫である」イベントで上野樹里が号泣。その原因は?
2008年8月28日 12:00

[映画.com ニュース] 人気少女漫画家・大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、小泉今日子主演で映画化した「グーグーだって猫である」。東京・吉祥寺を舞台にした同作が、武蔵野市の発展やPRに貢献したとして、8月27日、武蔵野市役所にて市長から主演の小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、森三中(大島美幸、村上知子、黒沢かずこ)、犬童一心監督、猫のグーグーに友好市民証が授与された。動物及び著名人に授与されるのは初となる。
映画は、天才漫画家の麻子(小泉)と飼い猫グーグーが織り成す日常を描く物語で、自然豊かな井の頭公園、賑やかな商店街、閑静な住宅街など、全編通して吉祥寺の街並みが映し出されている。
井の頭公園でのロケが多かったという小泉は、「公園が市民の生活に欠かせない場所になっていて、街と人々の距離が近いと感じた」と吉祥寺の印象を語り、麻子のアシスタントを演じた上野と森三中の面々については「みんなすごく仲が良くて、気がつくといつも何か食べていた。食べてる時の顔がとても幸せそうだったので、悲しい時に思い出すといいと思う(笑)」と和気あいあいとした撮影エピソードを明かした。
そんな小泉のコメントを受けて「(確かに)よく食べていた(笑)」と認めた上野は、よほど今回の撮影が心地よかったのか、「もうすぐ撮影が終わるという時期に、村上さんから『もう会うこともないね』と冷たく言われて、それがショックで泣いてしまった。さらに撮影後の取材でも泣いてしまった」と話しながら、またしても号泣。その様子をほかのキャストらは爆笑しながら眺めていたが、思わぬ形で上野を何度も泣かせてしまった村上は、焦りながら「冗談で言っただけなのに……」とその場を取り繕っていた。
この後、犬童監督らは吉祥寺駅前に繰り出し、丸井、パルコ、タワーレコードへ“グーグー1日吉祥寺お礼まわり”を行った。なお、駅ビル・吉祥寺ロンロン内の「花火のひろば」では、グーグーをイメージしたアメリカン・ショートヘア柄の“グーグー招き猫”を展示中。
「グーグーだって猫である」は9月6日よりロードショー。
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