「黒いジャガー」「サウスパーク」の黒人歌手アイザック・ヘイズが死去
2008年8月12日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] ソウルシンガーとしてだけでなく、声優や俳優としても活躍した黒人ソウルマン、アイザック・ヘイズが死去した。65歳だった。
8月10日、メンフィスの自宅にて死亡しているのが発見されたヘイズだが、正式な死因は発表されていない。ヘイズは62年にシンガーとしてデビュー。デビッド・ポーターと組んでサム&デイブの名曲の数々を作曲し、R&Bの名門レーベル、スタックスを長年支えたソングライター兼プロデューサーの1人。
ブラックパワー・ムービーの重要作とされる「黒いジャガー」(71)のテーマ曲(「シャフトのテーマ」)で、黒人作曲家として初めてアカデミー歌曲賞を受賞している。また「ハッスル&フロウ」や「レインディア・ゲーム」などの映画に俳優として出演。アニメ「サウスパーク」ではシェフの声を担当していたが、06年、サイエントロジー信者である彼は、アニメの内容がサイエントロジーを風刺したことに抗議し降板していた。
俳優としての遺作は、サミュエル・L・ジャクソン&バーニー・マック共演の「ソウルマン(Soul Man)」(11月全米公開)。折しも前日の9日にはバーニー・マックが亡くなっており、主役3人の内の2人を2日連続で失うという不幸が重なった。
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