ナタリー・ポートマン、ホラーの名作「サスペリア」を製作・主演?
2008年8月8日 12:00
[映画.com ニュース] ナタリー・ポートマンが、イタリアンホラーの名作として今なおカルト的人気を誇る、ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」(77)のリメイク企画に着手し、100%間違いなく、彼女が製作と主演を務めると、米ホラー映画専門サイトBlood Disgustが報じた。
同サイトによると、ポートマンの製作プロダクション“ハンサム・チャーリー・フィルムズ”が「サスペリア」のリメイクに向けて動き出し、オリジナル版でジェシカ・ハーパーが演じたバレエ学校に入学する主人公をポートマンは演じるという。
また、8月8日に全米公開されたセス・ローゲン主演のコメディ「パイナップル・エキスプレス」のメガホンを取ったデビッド・ゴードン・グリーン監督が、アルジェント流色彩美に挑戦するという。同監督は日本ではまだなじみがないが、その前作にあたるケイト・ベッキンゼール主演のドラマ「Snow Angeles」(07)がサンダンス映画祭で絶賛を浴びるなど、演出力に定評がある33歳の俊英監督で、彼は数カ月前に米MTVニュースにこう語っている。
「『サスペリア』は僕にとってクラシックだ。どんなに恐れ、おののいたことか。芸術の世界がバイオレンスと超自然現象と出会ったような作品であり、何度見ても好きだと思ってしまう」
オリジナル版では、プログレバンド、ゴブリンのサウンドトラックも話題を呼んでいるだけに、欧米の映画サイトではこのニュースを受けて、誰が音楽をするべきかというアンケート投票も始まっている。