興奮女性頻出!レズドラマ「Lの世界」キャサリン・メーニッヒが語る
2008年8月1日 12:00

[映画.com ニュース] レズビアンたちの日常を描く人気TVシリーズ「Lの世界」は、米カリフォルニア州ウエストハリウッドを舞台に、ゴージャスな美女たちのリアルな会話や過激なセックスシーンが話題となって、04年に米SHOWTIMEで放送開始以来、大ヒットを記録している。本作で、女性経験豊富なプレイガール、シェーンを演じてダントツの人気を誇るキャサリン・メーニッヒが来日し、赤裸々な思いを語った。
シェーン同様、少し猫背気味な歩き方とハスキーボイスが印象的なメーニッヒ。本作で一躍ブレイクし、来日時には成田空港に女性ファン1000人が集結した。インターネット上にもメーニッヒのファンサイトが多数存在するが、本人はそんな盛り上がりを素直にうれしいと語りながらも、「シェーンという役柄と私個人を混同されて、私生活にズカズカと深入りされたり、ちょっと攻撃的に話しかけられたりすることもたまにあって、ちょっと困っているの。でも逆に、番組を見たおかげでカミングアウトできたとか、レズビアンを理解できたと言われるとすごく励みになるよね」とのこと。
間もなく日本でリリースされるシーズン3については、「これまでに比べてダークで深刻なストーリー展開になるし、シェーンと恋人カルメン(サラ・シャヒ)の関係も危機的状況に陥る」とコメント。他のキャラクターたちにも、それぞれ転機となる出来事が巻き起こるようだ。
シーズン6で幕を閉じることが決定している同シリーズだが、アメリカでは7月からすでに撮影に入っている。「『Lの世界』は共演者たちがみな才能ある素晴らしい女性たちなので、彼女たちと一緒に仕事をできることが何よりうれしい。自分の20代のほとんどをこの作品に費やしたから、ドラマとともに大人になった気がするし、作品の中でも重要なテーマになっている“女性の強さ”を学んだと思う」と振り返るメーニッヒは現在30歳。
モデルとしてキャリアをスタートした頃は、「成功とはどういうものか想像もつかなかった」そうだが、知名度がぐんと上がり、可能性の広がった今後について、「自分はまだ若いからこの先にもまたいい役とめぐり合えると期待したいし、女優という仕事で生活していけるよう、チャレンジを恐れずに進んでいきたい」と落ち着いた様子で答えた。
「Lの世界」シーズン3は、8月2日レンタル開始。
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