宮藤官九郎の岸田戯曲賞受賞作「鈍獣」を、浅野忠信主演で映画化!
2008年7月23日 12:00

[映画.com ニュース] 映画・TVに引っ張りだこの人気脚本家、宮藤官九郎が演劇界の芥川賞といわれる岸田國士戯曲賞を受賞した舞台版ミステリー「鈍獣(どんじゅう)」が、浅野忠信主演で映画化されることになった。CMディレクターの細野ひで晃が初メガホンを取る。
「鈍獣」は、生瀬勝久、池田成志、古田新太による演劇ユニット「ねずみの三銃士」のために宮藤が執筆した戯曲で、04年に上演され、05年に岸田戯曲賞を受賞した。今回、映画のために宮藤が脚本を手直しし、浅野は殺しても死なない鈍感な主人公を演じる。
初めての宮藤作品となる浅野は「以前、『我輩は主婦である』(TBS系列、斉藤由貴主演)というドラマを見て以来、宮藤さん脚本作品の仕事をしてみたいと思っていた。とても楽しみ」とコメント。
また、初監督を務める細野は、CMディレクターとして手がけた日清カップヌードルのCMプロジェクト「FREEDOM」で今年のアジア・パシフィック広告祭(アドフェスト)グランプリを受賞したほか、宮藤が所属するロックバンド“グループ魂”のプロモーションビデオも手がけている。今回、細野が宮藤へ熱心にアプローチしたことで映画化が実現したとのことで、「名実ともに国際俳優である浅野忠信さんが主演。今をときめく宮藤官九郎さんが脚本。この映画は僕の人生の奇跡であります。この奇跡を僕自身、存分に楽しみたいと思っています」と、一歩下がった立場から意欲的なコメントを発している。
「鈍獣」は8月~9月上旬まで撮影し、09年公開予定。
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