藤原竜也が壮絶な撮影現場を振り返る!「カメレオン」初日
2008年7月7日 12:00

[映画.com ニュース] 映画「野獣死すべし」やTVドラマ「探偵物語」で知られる脚本家・丸山昇一が、生前の松田優作主演作として企画した幻の脚本を映画化したハードボイルド・アクション「カメレオン」(公開中)の初日舞台挨拶が7月5日、主演の藤原竜也、ヒロイン役の水川あさみ、阪本順治監督を迎え、東京・丸の内東映で行われた。
裏社会に生き、仲間たちと小さな詐欺を働いて暮らしていた謎多き男、伍郎(藤原)は、ある日、国会証人拉致事件を目撃してしまったのをきっかけに、仲間が次々と消されていくなか、やがてたった1人で強大な闇の組織への復讐に挑む。
藤原目当ての若い女性客たちで埋め尽くされた会場を見渡した阪本監督は、「(女性客の多さは)僕の作品では珍しい。いつもは友達がいなさそうな人たちばかりなので(笑)」と登壇早々ジョークで挨拶。
藤原は壮絶なアクションシーンについて「大変でしたが、自分の肉体を使って表現できたのは幸せなこと。難しい作品であり、難しい役どころでしたが、監督とコミュニケーションを取りながら、ワンカットワンカット作り上げていきました」と振り返り、「今、この作品に出会えて良かった」と監督に感謝のコメントを述べた。
そんな藤原の役作りを間近で見ていたヒロイン役の水川は、「(藤原は)ストイックで、圧倒的な集中力の持ち主。舞台経験も豊富だし、引き出しがどんどん開いていく感じでした」と刺激を受けた様子。
最後に監督は「丸山さんの脚本はシンプルで薄いものだった。だからこそ自分の手腕が問われていると思ったし、娯楽映画としてどう撮るのかが課題でした」と厳しい表情でコメントしたが、気になる続編については「「『相棒/劇場版』くらいヒットすればあり得る。ただ、同じキャストで監督だけ変わるんじゃないですか(笑)」と自虐的ジョークで答え、会場を沸かせた。
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