東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、今年は新宿2丁目周辺でも開催
2008年7月1日 12:00

[映画.com ニュース] 今年で17回目となる東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が規模を拡大し、例年の青山スパイラルホールに加えて、“聖地”新宿2丁目の目と鼻の先にある新宿バルト9でも開催されることが決定した。
今年のオープニング作品に選ばれたのは、フロリダ映画祭観客賞ほか各国の映画祭で数々の賞を受賞した「シェイクスピアと僕の夢」(米/トーマス・ガスタフソン監督)。夢見る男子高校生ティモシーが、憧れのラグビー選手をゲイにして、町全体をゲイ・フレンドリーにしようと奮闘する姿を描いたポップなミュージカル作品だ。
また、クロージング作品には、レズビアンのフリをしたことから巻き起こる騒動を描く、ニューヨークLGBT映画祭観客賞受賞のコメディ「カミングアウト・ウェディング」(米/リー・フリードランダー監督)が選出された。その他、本年度アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「フリーヘルド」(米/シンシア・ウェイド監督)など、17カ国の計42作品が上映される。
同映画祭は、7月11日~13日に新宿バルト9、7月17日~21日に青山スパイラルホールで開催。期間中は、海外からのゲストも多数来日する予定だ。また、7月12日には新宿2丁目の店舗「非常口」で映画祭公式パーティ「Le Grand Bal(ル・グランバル)」が開催されるほか、タイアップイベントも実施されるので、詳細は映画祭公式サイトで確認。
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