「ブルー・ブルー・ブルー」のイケメン2人が「寒かった」と告白
2008年6月6日 12:00

[映画.com ニュース] オーストラリアの絶好のサーフポイント、ニューカッスルを舞台に、プロサーファーを目指す若者たちの恋と友情を描く青春映画「ブルー・ブルー・ブルー」(ダン・キャッスル監督)。主人公ジェシーを演じた、12歳からサーフィンが大好きという俳優ラクラン・ブキャナンと、サーフィン仲間アンディを演じた実際のプロサーファー、カーク・ジェンキンスという20代前半のイケメン2人が5月に来日。同作の撮影秘話を語った。
2人ともサーフィンの腕前には自信があったものの、撮影時の難敵は、寒さだったと口を揃える。「撮影期間は6週間で、撮影後半は真冬に突入したんだ。毎日2、3時間撮影したが、20分~30分しか海に入れないほどの寒さだった。じっと海に浸かっているなんて無理な話で、パドリングしたりして寒さをしのいだよ」(ブキャナン)、「パドリングもよくしたけど、意味もなく“叫んで”身体を温めたよ(笑)」(ジェンキンス)とか。鳥肌が立たないように懸命に努力したというが、「カメラが回る緊張感からか、頭を使ってどう演技しようか考えているうちに、体温がどんどん下がって、もう耐えるしかなかった」(ブキャナン)と、過酷だった撮影を振り返った。
「リトル・ダンサー」のビリー少年がバレエによって炭鉱町から抜け出せたように、同作ではサーフィンが港町ニューカッスルから抜け出す唯一の手段になるという、青春映画の王道とも言うべきビルティングスロマン(通過儀礼映画)的主題がある。もし生まれ変わったとしても「サーフィンをやる」と豪語する2人は、「仲間全員で車でビーチに向かう場面。オーストラリアで流行っている音楽をみんなで歌うんだけど、僕らのサーフィン人生がビビッドに伝わってくると思うんだ」(ブキャナン)、「僕を含めてプロサーファーがたくさん出ているから、彼らの技を見てほしいね。それとビッグクラッシュの場面も、見逃さないでね」(ジェンキンス)と、それぞれにオススメの場面をアピールした。
「ブルー・ブルー・ブルー」は6月7日全国ロードショー。
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