カンヌ映画祭オープニングは、伊勢谷友介&木村佳乃出演作に!
2008年5月1日 12:00

[映画.com ニュース] 5月14日に開幕する第61回カンヌ国際映画祭のオープニング作品が4月30日、ブラジル人映画作家フェルナンド・メイレレス監督の「ブラインドネス」(11月日本公開)に決まった。同作はコンペティション部門にも追加エントリーされた。
同作は、ノーベル文学賞作家ジョゼ・サラマーゴのミステリー小説「白の闇」の映画化で、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、ダニー・グローバー、ガエル・ガルシア・ベルナル、さらに伊勢谷友介と木村佳乃が出演。突然視覚を失う奇病が蔓延した恐怖の世界を描く寓話的作品で、「シルク」の酒井園子プロデューサーが製作陣に名を連ねる。
木村は「カンヌ国際映画祭へのコンペ部門での正式出品が決まり、大変うれしく思っております」、伊勢谷は「自分にとって大きな憧れであり、重要な経験であったメイレレス監督との仕事が、とうとうカンヌで世界中の目に触れる日が来ました。正直ドキドキもんです」と喜びを語った。
カンヌの主会場クローゼットと、メイレレス監督とは縁が深く、リオデジャネイロの少年の銃犯罪を描いた彼の出世作「シティ・オブ・ゴッド」は02年に当地で上映され、世界的な大ヒットに繋がったという縁起がいい場所でもある。
このほか、映画祭事務局は同30日、ローラン・カンテ監督作「Entre les murs」(フランス)と、ホアキン・フェニックス&グウィネス・パルトロウ主演のジェームズ・グレイ監督作「Two Lovers」(アメリカ)の2作品のコンペ部門への追加を発表。
また、5月25日のクロージング作品が、バリー・レビンソン監督作「What Just Happened?」に決定。主演のロバート・デ・ニーロは、コンペ部門の最高賞パルムドール受賞者へのプレゼンターも務める重責も担うことになった。なお、同作にはコンペ部門審査委員長のショーン・ペンも出演している。
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