「300」の原作者フランク・ミラーが自身のSFコミックを監督?
2008年4月24日 12:00

[映画.com ニュース] 「シン・シティ」や「300」の原作者として知られるコミック作家のフランク・ミラーが、このほどニューヨークで行われたコミックコンで、自身のSFコミック「ハードボイルド(Hard Boiled)」を監督する意向があることを改めて強調した。
同コミックは、ジェフ・ダロウ(「マトリックス」のコンセプチュアルデザイナー)と共作した90年のダークホース・コミックの代表作。保険調査員のカール・セルツは、実は凶暴な暗殺者/収税士のニクソンという名のサイボーグだったという物語で、ミラーの冷酷無比なストーリー描写、ダロウのグロテスクな原画の魅力もあって、米コミック界でカルト的人気を誇る作品だ。過去には01年に、ニコラス・ケイジ主演、デビッド・フィンチャー監督でワーナー・ブラザースが一時製作しかけたことがある。昨年来、ミラー監督説が浮上していた。
現在、グラフィックノベルの父、ウィル・アイズナー原作の「スピリット(The Spirit)」映画化プロジェクト(09年全米公開)で監督と脚色を務めているミラーは、同作プロデューサーのデボラ・デル・プレートとともに「ハードボイルド」の映画化を模索中のようだ。米MTVの取材に対し、「われわれはその企画について話し合いをしている。できることなら監督したいよ」と語った。「私は監督するのが好きなんだよ。自分のキャリアを大きく広げることもできるしね。コミック原作と映画の監督はまるでコインの表と裏だが、ロバート・ロドリゲス(『シン・シティ』共同監督)が教えてくれたように、いいドラマはいいドラマになるという意味では似た世界だ」
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