故A・ミンゲラの幻の遺作の監督は、「エリザベス」S・カプールに引き継ぎ
2008年3月28日 12:00
[映画.com ニュース] 3月18日に急逝したアンソニー・ミンゲラ監督が準備していたオムニバス映画の短編を、「エリザベス」のシェカール・カプール監督が引き継ぐことになった。
ミンゲラ監督は生前、オムニバス映画「パリ、ジュテーム」の続編となる「ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー」の中の1編を監督する予定で自ら脚本を書き上げていたが、ガンに冒されていることを知ると、その摘出手術を受ける前に、カプール監督にもしもの場合の代理監督を依頼していたのだという。
カプール監督が米ハリウッド・レポーター誌に語ったところによると、この短編映画は「命の大切さと、その素晴らしさに気づかないまま、人生を投げ出してしまう人々についての物語」ということで、「アンソニー(・ミンゲラ監督)の魂とともに」映画を監督すると誓っている。
「ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー」は、ニューヨークをテーマにした短編のオムニバス映画で、カプール監督の他に同じインド出身のミラ・ナイール監督、日本の岩井俊二監督、人気女優のスカーレット・ヨハンソンやナタリー・ポートマンが監督デビューを飾ることで注目されている。
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