シザー・シスターズのジェイクが、ゲイ・ミュージカルの音楽を担当
2008年3月21日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] シザー・シスターズのフロントマン、ジェイク・シアーズが、ツアーのバックメンバーであるジョン・ガーデンとユニットを組み、米作家アーミステッド・モーピンの代表作「Tales of the City」を原作にしたブロードウェイ・ミュージカルの音楽を手がけることが明らかになった。モービンは、シアーズ同様にゲイだとカミングアウトしている。
「Tales of the City」は1970年代のサンフランシスコを舞台に、オハイオ州クリーブランドからやってきた純朴な娘メアリー・アンを中心に描かれている。メアリーが住むアパートの女主人でトランスセクシャルのアンナ、ヒッピーでバイセクシャルのモナ。ゲイの庭師マイケルなど、さまざまな人物との交流を通じて成長していくメアリーの姿と、セクシャリティ、ドラッグ、エイズ問題を綴った同作は、イギリスでも人気を博し、ファン投票でゲイ小説ナンバーワンの座についたこともある。
ミュージカル版「Tales of the City」は09年にブロードウェイでお披露目される予定。