「ハリー・ポッター」プロデューサーが完結編2部作について語る!
2008年3月17日 12:00

[映画.com ニュース] 先日“ハリー・ポッター”シリーズの最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」が前編・後編の2部作になるという発表があったが、この決定がファンの間で話題を呼んでいる。
英エンパイア誌が行ったインタビューで、シリーズ1作目からプロデューサーを務めるデビッド・ヘイマンは2部構成となった理由として「1本の映画には収まり切らない」ことを挙げた。「これまでの作品では、どうしようもなく重要なエピソードを削ってきた。例えば、ハーマイオニーによるSPEW(屋敷しもべ妖精福祉振興協会)の活動や、ロンのクィデッチ大会出場などね。でも、今回だけはどのエピソードも削るわけにはいかなかったんだ」と、原作に忠実に映画化したい意向を示した。
また、「2部構成にしたのは収益を上げるためではないのか?」という質問に対しては、「スタジオ側から『ストーリーを最優先に考えるように』とのお達しがあったのさ。ワーナー・ブラザースのアラン・ホーン会長は、根っからの“ハリー・ポッター”ファンなんだ。だから、収益どうこうでなく、作品の出来を何よりも優先させることになり、その結果、2部構成になったんさ。(原作者の)J・K・ローリングも今回の決定には賛成で、『出来る限り尽力する』と言ってくれたよ」と語っている。
なお、前編と後編をどこで区切るかに関しては「だいたいのポイントは想定しているが、まだ何とも言えない」と言葉を濁した。また、撮影期間は約1年を予定しており、「死の秘宝」前編の全米公開は2010年冬になるようだ。
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