アカデミー脚本賞は元ストリッパーで人気ブロガーの女性
2008年2月26日 12:00

[映画.com ニュース] 2月25日(日本時間)に発表された第80回アカデミー賞授賞式でオリジナル脚本賞に輝いたのは、ジェイソン・ライトマン監督作「JUNO/ジュノ」(6月公開)でティーンの妊娠騒動をコミカルに描いた新人脚本家ディアブロ・コーディだった。
コーディは現在、米エンターテインメント・ウィークリー誌にコラムを連載しているが、元はストリッパーという異色な経験を持つ。そして、ブログに書いていた文章が注目されて脚本家に抜擢されることになった。コーディは前夜のインディペンデント・スピリット・アワード第1回脚本賞に次ぐ栄誉となった。なお、昨年の「リトル・ミス・サンシャイン」でオリジナル脚本賞を受賞したマイケル・アーントもまた新人脚本家での受賞で、製作したフォックス・サーチライトは2年連続の受賞となった。
米脚本家組合(WGA)ストライキの影響を色濃く受けた今回の授賞式で、コーディはオスカーを掲げながら、「全ての脚本家たちに感謝したい」と力強く語り、さらに主演女優賞候補だったエレン・ペイジ、監督賞候補だったジェイソン・ライトマン監督の才能を讃えた。
その夜、大きなスリットの入った豹柄のドレスを着たコーディは、“レトロ・ローズ”という名が付けられた、100万ドル相当のハイヒール(スチュワート・ワイツマンのデザインによる2カラットのダイヤモンド付きのメタリックTストラップ・ハイヒール)がひときわ注目を浴びていた。
なお、コーディの次の脚本はホラーコメディ「Jennifer's Body」で、彼女がスピーチで「家族同然の存在」だと語ったライトマン監督がプロデュースする。また彼女は、スティーブン・スピルバーグ監督がクリエイターを務めるTVシリーズ「The United States of Tara」のパイロット版の脚本家に抜擢されている。
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