ストで人生に決断。「24」クリエイターのジョエル・サーナウが降板
2008年2月15日 12:00
[映画.com ニュース] 米人気TVシリーズ「24」の製作総指揮を手がけるジョエル・サーナウが、番組を降板することが明らかになった。
サーナウは「24」を生み出したクリエイターの1人であり、シーズン1~5までクリエイティブ面の全責任を担う“ショーランナー”として脚本家チームを率いた大黒柱だった。シーズン6からは、その立場を脚本家のハワード・ゴードンに譲ったものの、製作総指揮として「24」を支えていた。
今年1月から全米放映予定だったシーズン7においても製作総指揮を務めていたが、米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で製作が中断されている間に、「人生を再スタートさせたい」という気持ちが抑えきれなくなったという。次の番組について具体的な計画はまだ何も決まっていないが、「24」のような広い観客層に訴える番組ではなく、ケーブルチャンネル向けの個性的な作品を作りたい意向だ。
なお、WGAのストが終了したことから、これからシーズン7の残りの16話の製作が行われることになるが、全米放送開始は来年1月まで持ち越されることになりそうだ。