現実のレズビアンはもっと過激!「Lの世界」ジェニファー・ビールス
2008年2月5日 12:00

[映画.com ニュース] TVドラマ史上初めて“レズビアン”をテーマにし、全米で一大センセーションを巻き起こしている人気シリーズ「Lの世界」。このたび、シーズン1のDVDがリリースされるにあたり、主演のジェニファー・ビールスがPRのため来日。2月1日、東京・日比谷のザ・ペニンシュラ東京でビールスに話を聞いた。
本作は、人口の3分の1がゲイという米ウエストハリウッド地区を舞台に、レズビアンたちの愛と友情を赤裸々に描いたもので、女性同士の濃厚なラブシーンも話題となっている。ビールスは、美術館のアート・ディレクターとして働くキャリアウーマンで、私生活では7年来の恋人と、人工授精によって子供をもとうとする女性ベット・ポーターを演じている。
私生活では“ストレート”のビールスに初めて脚本を読んだときの感想を尋ねると、「レズビアンというのはあくまでストーリーの一部で、彼女たちの人生観が描かれていたのが魅力的だったわ。ベットのような、タフだけど繊細という奥行きのあるキャラクターを演じられるのも嬉しかった。映画やドラマで女性の内面が深く掘り下げられているのは、とても珍しいことなのよ」とのこと。レズビアン役にもまるで抵抗はなかったとはいえ、役作りのためのリサーチで、ドラマより現実のレズビアンたちの人生の方がもっと過激でドラマチックであることに驚いたそうだ。
83年の「フラッシュダンス」で主演デビューを飾って以降、これまで映画出演が多く、本格的なTVシリーズ出演は今回が初めて。「ドラマは毎回“サプライズ”が待ち受けているのが楽しいわね。長時間の撮影で疲れてしまうこともあるけれど、1通のファンレターに救われることもある。『ドラマを見てカミングアウトする勇気が出た』というレズビアンからのメッセージが、私を奮い立たせてくれるの」
最後に“Lesbian”“Love”“Life”とLで始まる単語がキーワードになっている本作にちなんで、ビールス自身の人生を“L”で表わすと?という質問をしたところ、「Lucky(幸運)よ」と即答。「私には仕事があって、応援してくれる家族がいる……とっても幸せなことだわ」と微笑んだ。
「Lの世界」シーズン1は現在レンタル中。また、シーズン1コレクターズBOXが3月7日、シーズン2コレクターズBOXが4月4日発売予定。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
知らないとめっっっっっっっちゃ損!
【“500円”で観られる!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー