佐藤隆太の熱い思いが、泉谷しげるの心も溶かした「ガチ☆ボーイ」完成
2008年2月5日 12:00

[映画.com ニュース] 人気劇団、モダンスイマーズが04年に公演した舞台「五十嵐伝/五十嵐ハ燃エテイルカ」を、「タイヨウのうた」の小泉徳宏監督が映画化した「ガチ☆ボーイ」が完成。2月4日、東京・日比谷の帝国ホテルにてエキシビジョン会見が行われ、小泉監督ほか、主演の佐藤隆太、向井理、宮川大輔、仲里依紗、泉谷しげる、亀山千広プロデューサーが登壇した。
本作は、エリート街道まっしぐらだったが、事故で頭部を打撲したことにより、寝るとその日にあったことを忘れてしまう“高次脳機能障害”を負った青年・五十嵐(佐藤)が、学生プロレスと出会い、身体に残ったアザや傷を確かめながら生きる実感を取り戻していくという青春グラフィティー。
のっけから「とにかく酷い待遇で、酷い現場だった」とクダを巻く父親役の泉谷を、宮川らが必死になだめながら始まった会見。原作となった舞台を見て、「いつか映像化されるときが来たら、ぜひやりたい!と思った」という佐藤は、「僕もみんなも己の身体でプロレスも全部やりました。CGも、ワイヤーアクションも一切使ってません。五十嵐が投げられる痛みで生きる実感を得るように、僕も痛みを受けて、他でもない佐藤隆太が五十嵐を演じているんだと実感しました」と、本作にかけた思いを熱く語った。
それに対し、泉谷も最後には「この監督はこんな顔してしつこい! 徹夜なんて当たり前で、スタッフがどんどん離れていった。でも、評価されるべきは監督です」と、弱冠27歳の小泉監督の苦労を労い、温かい笑顔を見せていた。
「ガチ☆ボーイ」は3月1日より全国公開。
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