経験豊富な堀北真希に平田満も脱帽!?「東京少年」初日舞台挨拶
2008年2月4日 12:00
[映画.com ニュース] 堀北真希が少年の心を持つ二重人格の少女を演じた、異色のラブストーリー「東京少年」が、2月2日に初日を迎え、東京・新宿トーアにて、出演者・スタッフ(堀北、石田卓也、草村礼子、平田満、平野俊一監督、丹羽多聞アンドリウプロデューサー)による舞台挨拶が行われた。
堀北は、シックな黒のワンピースにブーツ姿で登場し、劇場に詰めかけた熱心なファンを魅了。「二重人格という難しい役を経験できたからこそ、今の自分がある」と、約1年前の撮影をふり返り、念願の公開を迎えた喜びを語った。
そんな彼女の演技を「怖かった」と語ったのは、平野監督。「(2役に)苦悩しながら彼女が引き出してきたものは、本当に素晴らしかった」と続けた。「ALWAYS 続・三丁目の夕日」でも共演した平田は、堀北が本作で映画出演22作目、主演7作目となることを受け、「おみそれしました」と一言。場内の笑いを誘うとともに、堀北の演技力にも納得の表情を見せた。
「生まれて初めて胸ぐらを掴んだ」(堀北)という相手役の石田とのけんかシーン(既報の通り、警察が出動する騒ぎに)や、「自分に対する鏡の中のラブシーン」(丹羽プロデューサー)も見どころの「東京少年」は、現在公開中。