レンブラントの巨大名画「夜警」が新宿に出現!?
2007年12月27日 12:00

[映画.com ニュース] イギリスの鬼才ピーター・グリーナウェイ監督が、17世紀オランダを代表する“光の画家”レンブラント・ファン・レインと、彼の代表作で通称「夜警」として知られている絵画「フランス・バニング・コック隊長の市警団」(1642年)にまつわる謎を描いた「レンブラントの夜警」。同作が、08年1月12日から東京・新宿のテアトルタイムズスクエアで公開されることを記念して、新宿タカシマヤタイムズスクエアの12~13階の吹き抜けスペースに、最新技術で再現された原寸大の「夜警」バナーが掲出されている。
絵画「夜警」は1642年、レンブラントがアムステルダムのフランス・バニング・コックを隊長とする市警団から依頼されて描いた集団肖像画だが、市警団には属さない人物が描かれているなど謎が多い。 “レンブラントは市警団の隠されたスキャンダルを同絵画によって告発しようとした”という説に基づき、グリーナウェイ監督が独自の解釈で描いたのが映画「レンブラントの夜警」だ。
今回は、富士フイルムイメージテック株式会社が開発した最新技術によって、1枚の巨大なポリエステルシートに縦363×横437センチという“原寸大”のまま「夜警」を印刷。巨大バナーとして、タイムズスクエアの吹き抜けに掲げられている。その大きささゆえ、これまで所蔵されているオランダ国立美術館から一度も貸し出されたことのないという“門外不出”の名作を原寸大で体験できる貴重な機会。映画とともに楽しんでみてはいかがだろうか。掲出期間は12月26日~08年1月31日まで。
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