次世代DVD競争、米業界誌がブルーレイ圧勝を予測!
2007年12月26日 12:00
[映画.com ニュース] 次世代DVD規格をめぐり、ブルーレイディスク陣営とHD DVD陣営が激しいシェア争いを繰り広げるなか、米ハリウッド・レポーター誌は08年にブルーレイディスク方式がHD DVD方式を圧倒するとの予測を発表した。
両フォーマットで発売されている「300/スリーハンドレッド」のシェアが、ブルーレイディスク66%に対し、HD DVD34%である点や、米最大手のビデオレンタルチェーン、ブロックバスターでの調査の結果、顧客の約7割がブルーレイディスク方式を好んだという実例などを挙げて、現在、ブルーレイディスク方式が優勢であると指摘。ブルーレイディスクの再生が可能なプレイステーション3が今後ますます普及することを加味すると、08年にはHD DVD方式が敗北する公算が高いと予測を立てている。
また、パラマウント、ドリームワークス、ドリームワークス・アニメーションがHD DVDのみの採用を決めたのも、HD DVD陣営からの1億5000万ドル(約173億円)に及ぶ“宣伝推奨金”のおかげであり、こうした勧誘を行っていること自体が、HD DVDの劣勢を物語っているという。