映画「全然大丈夫」から発足の「全然大丈部」。荒川良々が部長に就任!
2007年12月21日 12:00

[映画.com ニュース] 独特の風貌と台詞回しで人気を集める超個性派俳優、荒川良々(よしよし)が初主演した映画「全然大丈夫」。12月20日、劇場公開を記念して発足した“全然大丈部”の決起集会が東京・虎ノ門のニッショーホールで行われ、部長に就任した主演の荒川が登場した。
本作は、人を怖がらせることが大好きな古本屋の長男、照男(荒川)と、彼の幼なじみで平凡なサラリーマンの久信(岡田義徳)、手先が不器用な絵描きのあかり(木村佳乃)の微妙な三角関係を描いた和製ラブ・コメディ。荒川も所属する大人計画作品の劇中映像を手掛けてきた藤田容介監督が、全編にわたるユル~い映像の中に、奇想天外なギャグを散りばめた。
舞台に登場した荒川は緊張からか終始オドオド。そのたたずまいがウケるのか、会場からはクスクスと笑い声が。撮影時のエピソードとして、ロケで使った古本屋は実際に高円寺で営業中の店舗を借りたそうで、「扉の向こうには店主のおじいちゃんとおばあちゃんが普通に生活してました」と秘話を明かした。また、“夢は世界一怖いお化け屋敷を作ること”という役柄にちなみ、自身の夢を聞かれると「双子の人とヘンな感じになりたいです」と摩訶不思議なコメントをし、会場は一気に爆笑の渦に。
また、MCからは題名の「大丈夫」と部活動を掛けた“全然大丈部”の活動内容が説明された。同作の特設サイトで入部届を出すと、荒川良々フィギュア・デザインのスペシャル・ブログパーツをもらえるほか、ユニークな部活動が行えるという。これに対し、荒川はボソッと「みなさん本当に興味あるんですかね……」と問題発言も。だが最後は「見終わった後、あったかい気持ちになれる作品です」とマジメに締めくくっていた。
「全然大丈夫」は08年1月下旬公開。
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