ジェームズ・キャメロン監督作「アバター」が公開延期に!
2007年12月14日 12:00
[映画.com ニュース] ジェームズ・キャメロン監督の待望の新作「アバター(Avater)」を公開延期にする、と20世紀フォックスが発表した。アカデミー賞11冠に輝く「タイタニック」(97)以来のキャメロン監督の新作となる同作は、メモリアルデイ(全米の祝日)の週末にあたる09年5月22日に全米公開を予定していたが、配給元のフォックスは同年12月18日に延期した。
「アバター」は、キャメロン監督が開発に携わった3Dカメラと、ピーター・ジャクソン監督のVFX工房WETAのモーションキャプチャー技術を掛け合わせた野心作で、今回の公開延期により、キャメロン監督はポストプロダクション作業に18カ月間も費やせることになった。製作の都合から全米公開が夏から冬へと延期になったのは、今なお映画史上最高の世界興収を誇る「タイタニック」の時と同じパターンである。
フォックスの重役ハッチ・パーカーは報道陣に対してこう語っている。「これは私たち両者にとって大いにメリットがある。『アバター』が『タイタニック』と同じ12月に公開がズレ込んだことは、ジム(キャメロン)と私たちにとって明らかに吉兆だよ。その公開日頃までには、3D映画が見られる映画館が世界中でもっと増えているだろうしね」
なお、フォックスは「アバター」の代わりに、ベン・スティラー主演の「ナイトミュージアム2(Night at the Museum 2: Escape From the Smithsonian)」を09年5月22日に、3Dアニメ「アイス・エイジ3」を独立記念日(7月4日)の週末に公開するという。

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