「ソウ」シリーズはまだまだ続く?殺人鬼ジグソウ役のトビン・ベルが語る
2007年11月15日 12:00

[映画.com ニュース] 巧みなサスペンス構成と容赦のない残酷描写で観客を魅了し、04年の1作目以来、毎年続編が大ヒットを続けている「ソウ」シリーズ。先のハロウィンに全米公開され、見事第1位を獲得した最新作「ソウ4」を引っさげて来日した、死のゲームマスター“ジグソウ”役のトビン・ベルに話を聞いた。
シリーズ2作目から、3作連続で興収3000万ドル(約33億円)超えのオープニング成績の理由を「山登りと同じで、常に高みを目指す志が、スタッフ、キャスト全員にあるからだよ」と、趣味の山登りになぞらえて語ったベル。控えめながらも拳を握ってガッツポーズを見せ、満足げな表情だ。
「ソウ4」では、前作「3」で死を迎えたジグソウの司法解剖から物語がスタートする。ジグソウの遺体はメスによって切り開かれ、やがてその中からテープが発見される。終わりを迎えたと思われた死のゲームが、別の人間によって再び開始されるのである。
「(自分が解剖される)あのシーンには魅了されたね。監督が描いたビジョンや音楽、そして特殊効果マンたちの素晴らしい仕事ぶり……まさに映画は“マジック”だよ(笑)」
同作では、新たな死のゲームと並行して、ジグソウがなぜ狂気の世界に堕ちていったかが描かれる。だが、ベルは「彼は変わっていないんだ。内面でたとえ大きな変化が起こったとしても、それは小さな出来事の影響の積み重ねであって、それがある瞬間にバランスを崩す。ある1つの大きな出来事で変化が起こるわけではない」と分析する。
「今作ではジグソウにとってインパクトのある過去が描かれているが、それ以外にも、彼について語られるべき要素はまだたくさんあるだろうね」との言葉に、“それなら続編はまだまだ作れる?”と尋ねると、トビンは「ヤァ!(もちろんだ)」と、今度は両手でガッツポーズを見せてくれた。
「ソウ4」は11月17日よりロードショー。
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