11月1日は“ワンワンワン”の日。「マリと子犬の物語」「犬と私の10の約束」
2007年11月2日 12:00
[映画.com ニュース] 今年の冬から春にかけて、犬が主役の映画2本が連続公開される。1本は、新潟県中越地震の被害を受けた山古志村で3匹の子犬を守り、人々を勇気づけた柴犬“マリ”の感動の実話を映画化した「マリと子犬の物語」(12月8日公開)。もう1本は、インターネットで世界中に広まった作者不詳の短編詩「犬の10戒」をモチーフに、ゴールデンレトリバーの“ソックス”と少女の愛と絆を描く「犬と私の10の約束」(08年3月公開)だ。
11月1日、ペットフード工業会などの6団体によって制定された“ワンワンワン”の犬の日にちなみ、それぞれの作品で共に名演を披露した犬たちの慰労のため、東京・台場の天然温泉、大江戸温泉物語にあるお犬様専用の温泉“綱吉の湯”に、2匹の主役犬のソックスとマリを招待する合同イベントが行われた。
今年から日本記念日協会により、正式に11月1日が犬の日に認定されることになり、認定証の授与式も行われ、「マリと子犬の物語」に主演した船越英一郎、「犬と私の10の約束」に主演した田中麗奈が出席して、共演した犬がくわえて持ってきた認定証を受け取った。
船越は犬嫌いの父親という役どころだが、実際は犬が大好きで、撮影中のことを尋ねられると「マリは天才。その気になってお芝居に入るスイッチを持っている。今年の演技賞はマリでしょうね」とベタ褒め。チワワを2匹飼っているという田中は、「(ソックスに会うのは)久しぶりです。忘れてないかなぁ……」とちょっと心配そうな表情を見せた。
「犬の日にちなんで何かワンちゃんにしてあげようと思うことは?」との質問に、田中が「もう一度(ソックスと)がっちり信頼関係を結びたい」と答えると、船越はドッグフードが主食のマリに向かって「今日は何か好きなもん食べるか?」と問いかけ、マリが嬉しそうな反応をする一幕もあった。