スティーブン・スピルバーグ監督、古巣のユニバーサル映画と復縁か?
2007年10月26日 12:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、古巣のユニバーサル・ピクチャーズと新たに大型契約を結ぶのではないかとの声が高まっている。
米ユニバーサル・スタジオ内のカフェテリアで、スピルバーグ監督が、ドリームワークス・ピクチャーズのステイシー・スナイダー社長と共に、米ユニバーサル・ピクチャーズのロン・メイヤー社長、ユニバーサルの親会社NBCユニバーサルのジェフ・ザッカー社長と会食している姿が目撃されたためで、その現場を目撃したLAウィークリー紙のコラムニストは「ユニバーサルとドリームワークスとの事実上の復縁発表だ」と表している。
スピルバーグは、ドリームワークス創始者の1人であり、昨年、パラマウント・ピクチャーズによって同社が買収された際、同時にパラマウントと契約を結んでいる。しかし、パラマウント側との度重なる衝突から、来年以降の契約更改をせずに、ドリームワークスを離れるのではないかとの憶測が流れている。また、パラマウントの親会社である米メディア企業バイアコム社のフィリップ・ドーマンCEOは、スピルバーグ監督の離脱はすでに既定路線だとし、「(それによる)パラマウント、並びにバイアコムが被る経済的ダメージは皆無に等しい」とまで言い放っている。
そんな中、スピルバーグが古巣のユニバーサルと手を組むのは当然の流れと言える。スピルバーグ率いるドリームワークスとユニバーサルの関係は非常に深く、多くの作品で共同製作を手がけてきた経緯がある。05年、ドリームワークスが経営悪化から買収先を探していた時に、真っ先に手を挙げたのがユニバーサルだった(結局、NBCユニバーサルの親会社ゼネラル・エレクトリックが負債を含めた16億ドルという買収額に反対してご破算となった)。
パラマウントとドリームワークスとの関係が冷え切っている中、スピルバーグだけでなく、ドリームワークスも含めユニバーサルに買収されるという展開も考えられ、スピルバーグ周辺の今後の動向からは目が離せない。
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