9・11以降NYが大きく変わった理由は?「再会の街で」の監督が発言
2007年10月24日 12:00

[映画.com ニュース] 現在開催中の第20回東京国際映画祭のコンペティション出品作「再会の街で」の記者会見が、10月23日、東京・渋谷のBunkamuraで行われ、初来日となったマイク・バインダー監督が登壇した。
「再会の街で」は、01年に起きた9・11同時多発テロで妻と3人の子供を失った元歯科医のチャーリー(アダム・サンドラー)と、彼の大学時代のルームメートの歯科医アラン(ドン・チードル)の心の交流を描く人間ドラマ。本作を製作するに当たって、主演のアダム・サンドラーと共に多くの生存者・遺族に取材をしたというバインダー監督は「9・11だけでなく、他の災害の被害に遭った方にも取材はしました。その取材の結果、いくつか出た話を合わせて出来たのがチャーリーというキャラクターです。私は脚本に自分の気持ちの全てを投影させたので、アダムにも実際に家族を失ったつもりで演じて欲しいと伝えました」と製作前のエピソードを明かした。
また、本作の舞台であるニューヨークの9・11以後の変化については、「私自身はデトロイト出身で、現在ロサンゼルス在住だが、ニューヨークは9・11以後大きく変わったと思う。それは、おそらくニューヨーカーが他の国や街の苦しみを理解出来るようになったからでは」と答えていた。
「再会の街で」は12月全国ロードショー。
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