ニコラス・ケイジが、WWFの伝説的プロレスラー役に挑戦?
2007年10月15日 12:00
[映画.com ニュース] ニコラス・ケイジが主役のプロレスラー役として、脚本家ロバート・シーゲルが書いたインディーズ系映画「レスラー(The Wrestler)」へオファーされたようだ。
本作は、80年代に“ザ・ラム”というニックネームで親しまれたWWF(現WWE)のプロレスラー、ランディ・ロビンソンの半生を描くもの。試合後に心臓マヒを起こし、医者から今度試合をしたら死んでしまうと宣告されたランディは、新たな人生を歩もうと、デリ(惣菜を売る飲食店)での仕事に就き、年増のストリッパーの家に転がり込んで、彼女の息子と3人家族として生活を始めるが、やがて彼の宿敵だったレスラーが彼との再戦を熱望したため、自分の命を賭してもう一度リングに上がることを決意するというヒロイック・ストーリー。
同作の製作準備を進めているのは、ダーレン・アロノフスキー監督の製作プロダクション“プロトゾア・ピクチャーズ”とのこと。ブラッド・ピット&マーク・ウォールバーグ共演の同じ格闘技系のボクシング映画「ザ・ファイター(The Fighter)」を控えるアロノフスキー監督が、自らメガホンを取るかどうかはまだ発表されていない。
80年代当時の人気レスラーであるハルク・ホーガン、リック・フレアー、故アンドレ・ザ・ジャイアントなどがどう描かれるか、楽しみである。