デビッド・リンチとスティングに、仏文化勲章が!
2007年10月2日 12:00

[映画.com ニュース] 9月29日、アメリカ人映画監督デビッド・リンチと、元ポリスのイギリス人ミュージシャン、スティングへ、フランスの“レジオンドヌール勲章”が授与されることが仏政府から発表された。
レジオンドヌール(Legion d'honneur)勲章は、ナポレオン1世によって制定されたフランスで最高の文化勲章。07年2月にはクリント・イーストウッド(映画監督・俳優)らが受章している。
映画「エレファント・マン」「ワイルド・アット・ハート」(カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)「マルホランド・ドライブ」をはじめ、TVシリーズ「ツイン・ピークス」で知られるリンチ監督は、映画作家およびアーティストとしての芸術的貢献が認められてのもの。ニコラ・サルコジ仏大統領の報道官から「映画製作のスタイルを変えたばかりでなく、映画のジャンル自体を変えた」と叙勲の理由が説明された。10月1日、仏大統領府でのセレモニーに参加し、“オフィシエ(将校)章”が授与される。
一方で、80年代にアンディ・サマーズ、スチュワート・コープランドと共に英国のポップグループ、ポリスの一員として活躍し、現在ソロ活動しているスティング(本名ブリトンズ・スティング)には1日、書面にて“シュバリエ(騎士)章”が贈られる。スティングは再結成したポリスのワールドツアー中で、今週末パリに2日間滞在する予定。
なお、同章はこれまでおよそ1500名の外国籍の叙勲者がおり、その内の1割が日本人。主な受章者には、藤田嗣治(画家)、丹下健三(建築家)、筒井康隆(作家)、小澤征爾(指揮者)、加藤周一(評論家)、北野武(映画監督)、朝吹登水子(翻訳家)、大江健三郎(作家)、松井守男(画家)、大友克洋(漫画家・映画監督)、宮本茂(ゲームクリエイター)など。
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