本木雅弘が恋の相手の中国人女優を絶賛!「夜の上海」プレミア
2007年9月18日 12:00

[映画.com ニュース] 9月22日から全国公開される日中合作映画「夜の上海」(チャン・イーパイ監督)のプレミアイベントと記者会見が16日、東京・東銀座のADK松竹スクエアにて行われた。4年ぶりの映画主演を果たした本木雅弘、西田尚美、塚本高史、和田聰宏、大塚シノブ、竹中直人の6名が出席し、全編にわたる上海ロケの思い出や映画の見どころを語った。
同作は、仕事で上海を訪れたヘアメイクアーティストの男(本木)が夜、道に迷ったところをタクシー運転手の女(ビッキー・チャオ)に助けられ、言葉も通じないまま、2人で特別な一夜を過ごすという旅先でのロマンティックな恋を描くというストーリー。
本木は「ビッキーの天真爛漫な魅力が全て」と、恋の相手役を演じた「少林サッカー」の人気女優ビッキー・チャオを絶賛。「彼女の存在感が際立っていて、私はくっついていただけでした」と謙遜すると、竹中が「本木雅弘あっての映画だよ」と、周防正行監督作などで共演が多い本木を持ち上げた。
その竹中は「ケン・ワタナベです!」と挨拶すると、他のキャストへの質問にも答えたり、北京在住の大塚の中国語での挨拶をデタラメに同時通訳したりして、会場を笑わせた。「上海ロケで一番印象に残ったのは小龍包(笑)。毎晩(朝まで)ロケで、昼まで寝てるから、みんな顔色が真っ青なんだよ(笑)。そんな状態だったから俺が励ましながら一所懸命やった。塚本なんか俺の胸に飛び込んで泣いたこともあったなあ(笑)」と終始ハイテンションで冗談をまくし立てた。劇中で年上の女性に恋をする塚本も、今年5月に実生活で年上の女性と“できちゃった婚”をしたばかり。本木からも「もう産まれるの?」とツッコミを受け、苦笑するのみだった。
会見の後、塚本を除く全員が、東劇で行われた試写会の舞台挨拶に登壇すると、ここでも竹中の暴走ぶりは相変わらずで、インチキ中国語をしゃべり倒し、客席を沸かせた。
本木は「野放し状態の竹中さんが一番の見どころ」と語りながらも、「中国映画とも日本映画とも違う、独特のトンチンカンな時間の流れが面白い。本当にビッキーがいい。大陸の女優さんは存在感が違う」と終日、恋の相手役の魅力を賞賛した。
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