いよいよベールを脱ぐ!「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の2人が語る
2007年8月31日 12:00

[映画.com ニュース] 95年に放映されたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。多くの謎をはらんだ展開やキャラクターのリアルな心理描写、斬新なデザインの巨大メカ“エヴァンゲリオン”と“使徒”の白熱する戦闘描写、そして、いまや語り草となっている衝撃の結末を含め、様々な要素で熱狂的なファンを生んだ伝説的アニメが、新しい劇場版4部作として製作される。その第1弾「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」がいよいよ9月1日に公開となるが、eiga.comでは、本作のプロデューサー・大月俊倫と、主人公碇シンジ役の声優・緒方恵美にインタビューを行った。
本作を語る上で、総監督を務める庵野秀明の存在は欠かせない。TV版はいわば、庵野の心の葛藤をさらけ出した側面があったからだ。しかし、あれから12年がたち、プロデューサーの大月曰く「ご家庭を持たれたことも含めた12年間の庵野秀明の精神の変遷や成長の歴史、それが克明にフィルムに出ています」と語る。しかし、「はっきり言っておきますが、全く違うものになってます」と強く断言。「物語は前作をなぞっていますが、登場人物の時系列・配置はかなり違うし、全くの別物。誰が観ても楽しめる完全なるエンターテインメントです」
再び碇シンジと“再会”した緒方もまた、「30代中盤だった庵野さんのライブな感覚がそのまま映し出されている前作と違って、今回は、当時感じたことに対してある種の回答をご自身で見つけたんだな……という感触がありました」と語る。「元の作品も、王道的なものがベースにあったとは思うのですが、庵野さんの個性で、すごくエッジの効いたものになりました。それを今回は、より王道に持っていこうとしています。それは、とても勇気の要ることだと思いますし、実際に作品として実現させているというのはモノを創る人として、本当にすごいと感じました」
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」は、9月1日全国公開。2人の詳しいインタビューは、eiga.comの必見!注目作特集にて掲載中だ。
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