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チャン・チェン来日!天才棋士の伝記映画「呉清源/極みの棋譜」会見

2007年8月30日 12:00

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天才棋士の記憶力は驚異的! (左から)チャン・チェン、呉清源、 ティエン・チュアンチュアン監督
天才棋士の記憶力は驚異的! (左から)チャン・チェン、呉清源、 ティエン・チュアンチュアン監督

[映画.com ニュース] かの川端康成も敬愛したという、中国出身の天才棋士・呉清源(ご・せいげん)の半生を描いた伝記映画「呉清源/極みの棋譜」。8月29日、その主演を務めた台湾スター、チャン・チェンと監督のティエン・チュアンチュアンが来日を果たし、東京・渋谷のセルリアンタワー東急にて記者会見を行った。なお、チャンは現在撮影中の三国志を映画化した「赤壁(Battle of Red Cliff)」の合間を縫っての来日となった。

昭和3年、14歳のときに中国から日本にやって来た呉清源は、当時世界レベルを誇った日本囲碁界で瞬く間にトップ棋士に成長する。しかし、厳しい勝負の世界に身を置く清源は、やがて救われがたい孤独に苛まれていく――。ティエン監督は、「呉清源先生の半生を綴った本を読み、信仰を持ち、精神世界を探求する先生に尊敬の念を抱いた。自分のスピリットを持った人が少ない現在だからこそ、この作品を撮りたいと思った」と本作の映画化の意図を語った。

一方、それまで囲碁の知識も全くなかったというチャンは、役作りのため現在は小田原に住んでいる清源本人に会いに行き、多くの時間を共に過ごしたという。清源の印象を聞かれると、「先生はとても穏やかで、非常に記憶力のいい人。かなり昔のことでもいつどこで誰に会ったかはっきり覚えていた。何十年も前の対局の映像を見た際には、その対局の棋譜を一つ一つ再現してくれた」と、90歳を超えてなお、常人離れした記憶力を持つ清源の天才棋士ぶりを窺わせるエピソードを披露した。

会見の最後には、特別ゲストとして呉清源本人が来場。体調不良とのことで挨拶はなかったが、監督とチャンと共にフォトセッションに臨んだ。「呉清源/極みの棋譜」は11月よりロードショー。

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