キム兄、ゴリ、ハリセンボンが監督に挑戦。「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100」
2007年6月22日 12:00

[映画.com ニュース] 青年コミック誌「コミックヨシモト」の創刊など、昨今お笑い以外の分野にも進出している吉本興業が、新たに映画事業に手を広げた「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100/100人が映画撮りました」。このプロジェクトは、吉本興業に所属する100組の芸人が映画製作に挑戦するもので、今のところ26作品が完成間近とのこと。6月21日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて製作発表記者会見が行われ、本プロジェクトに参加した笑福亭松之助、村上ショージ、木村祐一、千原せいじ(千原兄弟)、ヒデ(ペナルティ)、ゴリ(ガレッジセール)、タカ(タカアンドトシ)、だいたひかる、チャド(ジパング上陸作戦)、箕輪はるか(ハリセンボン)、近藤春菜(ハリセンボン)の総勢11名が登場した。
当日は、参加者の中で最高齢となる82歳の落語家・笑福亭松之助がメガホンを取った「夢だけが人生やない」の完成披露試写も行われ、上映後に初監督の感想を聞かれた松之助監督は、「スタッフの方々に助けられた部分が多い。“ヨーイ、スタート!”だけ言うたらええと思ってたから(笑)」と苦笑いのコメント。映画は、落語家を夢見る高校生と、その高校生が実の孫とは知らずに弟子入りを申し込まれる落語家を描く人間ドラマになっている。
その他のメンバーもそれぞれ撮影エピソードを披露。「30分間の短編なので、ストーリーの腰の部分しか入れられなかった。ぜひ『大日本人』を見る前に見てほしい(笑)」(木村)、「普段はお笑いのネタすら作らないので、持ち前の明るさだけで何とか頑張った。僕は(村上)ショージさんの作品にも出演しているが、出る方が絶対いい。監督は気を使うので大変」(千原)、「2日間しか撮影期間がなかったので、朝7時から翌日の明け方4時くらいまで撮影した。スタッフは晩ご飯も食べずに頑張ってくれたので、監督の僕が寝てはいけないと必死だった」(ゴリ)、と、いつもはハイテンションにネタを披露している芸人たちも、映画製作の苦労をしみじみ語っていた。
「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100/100人が映画撮りました」は、7月7日より神保町花月、ヨシモト∞ホールほか吉本興業各劇場にて公開。詳細は直接劇場にお問い合わせを。
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