今井美樹、20年ぶりの映画出演に意欲。「象の背中」製作発表
2007年6月22日 12:00

[映画.com ニュース] 放送作家、作詞家、プロデューサーなど幅広いジャンルで活躍し、数々の流行を生み出してきた秋元康による初の長編小説を映画化した「象の背中」の製作発表記者会見が、6月21日、東京・赤坂のグランドプリンスホテル赤坂にて行われ、主演の役所広司、今井美樹、原作者の秋元康、メガホンを取った井坂聡監督らが出席した。
「象の背中」は、末期がんで余命半年と診断された中年サラリーマンが、愛する者たちに見送られ人生を全うする姿を描く感動作。延命治療ではなく“今”の幸せを生きることを選んだ主人公・藤山を演じる役所は「原作を読んで感動しました。余命半年と宣告された男が、自分の人生としっかり向き合って残された時間を大事に生きる姿を、丁寧に、正直に演じていきたい」と意気込みを語った。また、今回共演する今井について「彼女の歌声には勇気づけられたり癒されたりしていて、CDもたくさん持っています」と、ミュージシャン・今井美樹のファンだという意外な一面を告白した。
一方、主人公の妻・美和子に扮する今井は、87年の「アラカルト・カンパニー」以来、実に20年ぶりにスクリーン復帰を果たす。死を目前にした夫の決意や彼の愛人の存在に苦悩しながらも全てを受け入れ支え続ける妻という難役に挑む彼女は、出演の経緯について「お芝居はずっとやっていなかったので、(出演の)話をいただいた時は戸惑いました。私自身、5年ほど前の父の死を今でも消化できておらず、この役を演じ切る自信がなかったのでずっとお断りしていたんです。でも、何度もオファーしてくださったプロデューサーの熱意に背中を押されたのと、素晴らしい俳優である役所さんと一緒に“家族の空気”をつくっていくことに挑戦してみたいと強く思い、出演を決めました」と明かし、久々の映画出演への意欲を見せた。
「象の背中」は7月上旬にクランクインし、8月下旬にクランクアップ予定。今秋全国ロードショーとなる。
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