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ブラピからの手紙も届いた「バベル」ジャパンプレミア

2007年4月27日 12:00

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菊地凛子の助演女優賞ほか、アカデミー賞6部門7ノミネート(うち作曲賞受賞)を果たし話題となった「バベル」。いよいよ4月28日に全国公開を迎えるにあたり、26日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京・六本木)にてジャパンプレミアが開催された。

劇場の入り口にはレッドカーペットが敷かれ、著名人が続々入場。さらに会場には高さ5.6メートル、幅4.5メートルの“バベルの塔”が設置され、来日したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督と日本人キャストの菊地凛子二階堂智が和服姿でバベルの塔の中から登場した。菊地凛子は、現在ヨーロッパで新作「The Brothers Bloom」(ライアン・ジョンソン監督、エイドリアン・ブロディ主演)を撮影中だが、この日のために1日だけ緊急帰国したという。

その後、一行は劇場内に移動して舞台挨拶を行い、新作の撮影中のため来日が叶わなかったブラッド・ピットが日本のファンに寄せた手紙を監督が代読。「この世界に住むひとりの人間として、この映画に参加できたことを幸せに思う。日本の皆さんに、この映画の力強いメッセージを感じてほしい」というブラピのメッセージを聞いた菊地は、「彼も含めて、私たちはアレハンドロが作ったひとつのファミリーとしてつながることが出来た。彼もきっとこの場にいたかったと思う」と彼の不在を残念がった。また、この日は“世界をつなげる”という作品テーマにあやかり、六本木の様子が大阪、横浜、名古屋で開催されている試写会場に生中継された。監督は最後に「本当の境界線は、国境などではなく、私たちの心の中にある。“思いやり”を持つことで私たちは真につながることができる」と語り、舞台挨拶を締めくくった。

※サムネイルをクリックすると拡大画像が見られます

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