「ステップ・アップ」主演2人が語るオーディション珍エピソード
2007年3月13日 12:00

昨年8月、全米興行ランキングで初登場2位を記録した青春ダンスムービー「ステップ・アップ」が、まもなく日本公開となる。本作でそれぞれ映画初主演を飾ったチャニング・テイタムとジェナ・ディーワンに話を聞いた。
将来の目標もない落ちこぼれ高校生だったタイラーが、芸術学校のバレエダンサー、ノーラに出会い、ダンスの素晴らしさを知る――。チャニングとジェナは、3週間に及ぶオーディションを勝ち抜いて主役の座を射止めており、先に役が決まったというチャニングは、「ヒロイン候補の人たちと台本の読み合わせをしてたんだけど、僕が他の女優と親密なシーンを演じてる最中に、ジェナが間違って部屋に入ってきたんだ。『あ……失礼』と言ってすぐに出て行ったけど、あの女優はきっとジェナのせいで役を取り損ねたね(笑)」と2人の初対面の珍エピソードを披露。しかし、2人は本作をきっかけにプライベートでもパートナーになったそうで、「ジェナからは本物のダンサーのオーラがにじみ出ていて、『ノーラ役は彼女だ』と直感したよ」とフォローもしっかり。
チャニングが絶賛する通り、ジェナはジャネット・ジャクソンのバックダンサーを務めた経験もある実力派ダンサーだ。「ノーラのダンスはバレエが基本だけど、5~6年のブランクがあったので思い出すのが大変だった。でも身体が覚えていたから、練習していくうちに勘を取り戻せたわ。それと同時に、自分がいかにダンスに情熱を持っていたかを思い出したの」とダンスへの熱い想いを語る。
本作のヒットにより、その名の通りステップアップを果たした2人が、最後に夢を叶えるためのメッセージを送ってくれた。「もし何か夢を持っているなら、それはすでに夢に向かって一歩前進してるんだよ。自分の好きなことならとにかく追いかけてみて」(チャニング)、「目的を達成することだけが重要なのではなく、毎日少しずつ努力することが大切。夢に近づいていくプロセス自体を楽しむことが出来れば、きっと人生が充実するはずよ」(ジェナ)
「ステップ・アップ」は3月17日よりロードショー。
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