広瀬香美&吹石一恵インタビュー「素敵な夜、ボクにください」
2007年2月23日 12:00
カーリングと韓流スターとの恋を題材にした映画「素敵な夜、ボクにください」(中原俊監督)が間もなく公開される。売れない女優が一念発起し、故郷の青森で“有名になるため”にカーリングチームを結成するが、そこで出会った韓流スターそっくりのコーチと恋に落ちるというストーリー。ともにブームとなったカーリングと韓流を上手く取り入れながら、夢に向かっている女性をいきいきと描いた、テンポの良いラブコメディだ。本作の主題歌「サプライズ未来」を担当した広瀬香美と主演の吹石一恵に話を聞いた。
広瀬香美といえば、“ウィンター・ソングの女王”という呼び名がしっくりくるが、本作でメガホンをとった中原監督は、まさにそこを狙って主題歌に彼女を起用したのだとか。「(中原監督には)私のポップな部分を気に入ってもらっていたみたいなので、裏をかかないで王道でお願いしたいと言われました。要するに吹石さんたちが、走ったり、ジャレたりしているところにピタッとハマるように曲を作ってくれという風に注文されたんです。キーワードは“愛があれば大丈夫”でしたね(笑)」
そんな広瀬だが、もう1つのテーマである韓流ブームについては、あまり知らなかったようだ。「実は住まいがロサンゼルスなんです。だからTVは全くと言っていいほど観てないけど、韓流は一応知ってますよ (笑)。1年くらい前に韓流スターのトークイベントに行ったので、その時にチャン・ドンゴンとかウォンビンとか色々覚えました(笑)」
一方の吹石は日本在住ながらも韓流にはあまり興味がなかったが、知り合いの女性が大のヨン様ファンだったらしく 「凄いパワーでした。ヨン様靴下というのをプレゼントしたら、“こんなんもったいなくて使われへん”とすごく喜んでくれて、身の周りで“韓流ブーム”を実感しました。この映画でもそうなんですけど、やっぱり誰かを好きになるっていいですよね。広瀬さんの曲も、好きな人がいない時でも、恋をしているような気持ちになれるので、この映画にピッタリだと思います」と語ってくれた。「素敵な夜、ボクにください」は2月24日ロードショー。