「墨攻」アンディ・ラウ、アン・ソンギらアジアの大スター来日!
2007年1月19日 12:00

紀元前5世紀に思想家・墨子によって創始された「墨家」。彼らは“非攻”を掲げ、守るために戦闘のプロとなった――。墨家の革離という男を描いた原作に出会ってから、10年の歳月を費やして映画を完成させたチャン監督は、「2000年前の墨家の思想が今日まで引き継がれ、日本の作家が『墨攻』の物語を生み出したことに感動した。日本、中国、韓国のスタッフが、ひとつの思想の元にこの映画を作った」と挨拶。主演のアンディは、「僕が演じた革離は原作と外見が違いますが、思想は全く同じ。皆さんの傍にいる人を愛してほしい」と観客に語りかけた。
敵の将軍・巷淹中を演じるのは、韓国の名優アン・ソンギ。敵ながらも革離と巷淹中はお互いを好敵手と認め合っており、アンも「攻撃する将軍のカリスマだけを描くのではなく、将軍もひとりの人間として描かれている点に魅力を感じた」と自身の役柄について語る。また、革離役のアンディとは本物の友情を築き上げていたようで、「アンディとはたくさんの時間を一緒に過ごすことが出来た。彼は弟であり友達のようでもある存在」と話し、隣にいたアンディも嬉しそうに会釈した。
撮影監督の阪本は、極寒の中国での撮影を振り返り「寒いところでの撮影経験はあったが、2カ月間ずっと零下で撮影したのは初めて。カメラのモーターも動作が鈍るぐらいの寒さの中、アクションシーンを演じていたキャストの方々にはびっくり」と、俳優陣のプロ意識の高さに敬意を表した。「墨攻」は2月3日公開。
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