サマンサ・モートンとトレーラーでダンス「名犬ラッシー」の子役
2006年12月22日 12:00
少年と犬の絆を描く不朽の名作を、原作に最も忠実に映像化した「名犬ラッシー」が、12月23日より公開される。本作で主人公の少年ジョーを演じ、長編デビューを果たしたジョナサン・メイソンに話を聞いた。
主人公ジョー役には何百人もの子役が応募したそうだが、オーディションの課題は「ジョーがなぜ学校に宿題を忘れたのか、言い訳をしてみなさい」というものだったそう。「僕は『家で悪さをしてしまい、早くベッドに入らないといけなかったので宿題が出来ませんでした』と答えたんだ」と悪戯っぽく話す。ジョーの元へひたむきに走るラッシーの姿が心に響く作品だが、犬と一緒に演技するにあたって苦労はなかったのだろうか。「僕と一緒のシーンではないんだけど、言うことを聞かずに遠くに行ってしまって、糞をして戻ってきたことがあったよ(笑)」と撮影中の珍エピソードを話してくれた。
本作には、アカデミー賞男優ピーター・オトゥールや、インディペンデント作品に多く出演する若手実力派サマンサ・モートンも出演している。彼らとの共演の感想を聞くと、「ピーターの演技は見てるだけで勉強になったよ。将来は彼のような俳優になりたい」とイギリスが誇る名優に敬意を表し、「サマンサとの共演はすごく面白かった! 彼女はダンスが大好きで、トレーラーの中で大音量の音楽をかけて、一緒に車が揺れるほど踊ったんだ。クレイジーだよね」と個性派女優の素顔を明かした。