不器用な親子愛を描く韓国映画「ファミリー」イ・ジョンチョル監督
2006年11月28日 12:00

本作で初メガホンを取った監督に、デビュー作で“家族”という普遍的なテーマを扱った理由を尋ねると、「現代の家族のコミュニケーションの少なさにもどかしさを感じていた。日本でも全く同じような状況にあると聞いたが、これでは本当に些細なことで誤解が生じ、簡単に解決できることでも話がこじれてしまう。映画を見る若い世代の人たちに、家族の対話の大切さを理解して欲しかった」と語る。
蔭りのあるヒロイン・ジョンウンを演じるスエは、映画初出演にして主演を務めている。脚本も手掛ける監督は、キャスティングについて「脚本が完成するまでは、父親役のチュ・ヒョン以外のキャストは考えていなかった。ジョンウンは幼い弟の母親のような存在である一方、父親に反抗的な娘でもある。『ラブレター』というドラマでスエの演技を見て、彼女にぴったりの役だと思った」と話してくれた。
本作は父と娘の関係に焦点を当てたドラマであるが、監督が考える“理想の家族”を問うと、「人間同士だから衝突もあると思うが、それを心に溜め込まずに早く解決できるような家族でありたい。私自身、自分の子供たちとそうあるように努力している」と真摯に答えた。「ファミリー」は12月2日より公開。
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