ピーター・ジャクソン監督、「ホビットの冒険」から降板
2006年11月21日 12:00

ピーター・ジャクソン監督が、「ホビットの冒険」の監督から降ろされたことが分かった。ジャクソン監督が、自身のファンサイト(TheOneRing.net)への書簡で明らかにしたもので、「ロード・オブ・ザ・リング」のギャラをめぐって、ニューライン・シネマに対して起こした訴訟が原因だという。映画化第1作の興行収入をニューライン側が不正計上したために、ジャクソン監督側の取り分が少なくなったとする訴訟は現在も係争中で、ジャクソン監督は第三者による会計監査を求めている。
ジャクソン監督によると、「ホビットの冒険」をMGMと共同製作するニューラインは、訴訟を取り下げることを条件に、監督をオファーしてきたとのこと。しかし、ニューラインに不信感を抱いているジャクソン監督は、会計問題を解決させずに「ホビットの冒険」の契約を結ぶつもりはないと拒否。すると、映画製作の着手を急ぐニューライン側からクビを言い渡されたのだという。ジャクソン監督は、「この結果は、われわれが予想したものでも望んだものでもありませんが、憎しみや恨みがなにかを生み出すとは思えません。『ホビットの冒険』を映画化するという夢を諦め、別の映画企画に向かうしかありません」と締めくくっている。
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