「日本沈没」が韓国で公開決定。200スクリーン規模に
2006年8月8日 12:00
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「日本沈没」が韓国で公開決定。200スクリーン規模に
7月15日に公開された「日本沈没」が、今月31日から韓国で公開されることになった。公開規模は200スクリーンに及ぶとのことで、これは、同じく韓国で公開された宮崎駿監督の「ハウルの動く城」の237スクリーンに次ぐ記録で、実写の日本映画としては過去最高となる。
また、国内においても公開から21日間で観客動員230万人を突破したことが、8月4日、配給の東宝から発表された。これを受け、同日、主演の草なぎ剛と樋口真嗣監督が、東京・有楽町の東宝本社にて会見を開き、韓国から招待された25名の記者を前に、映画の大ヒットと韓国公開実現の喜びを語った。
TV番組でお馴染みのとおり、チョナン・カンとして既に韓国でも活躍している草なぎは、この日もお得意の韓国語を披露。「韓国の皆さんの心にも届く温かい映画なので、沢山の方に観ていただきたい」とPRした。また、もし日本列島が沈没することになったらどうするかという問いには、「地震がない韓国に行くと思います」と即答し、会場の笑いを誘っていた。
なお同作は、韓国の他にも中国、シンガポール、スイス、ドイツ、オランダなど、16カ国での公開が既に決定しているという。地震大国日本から生まれたディザスタームービーが、各国でどのように受け入れられるか興味深いところだ。