マット・デイモン主演の人気シリーズ、監督続投
2006年3月21日 12:00
マット・デイモン主演のスパイアクション「ジェイソン・ボーン」シリーズ第3弾「The Bourne Ultimatum」が、今年7月からクランクインすることが正式決定した。監督は前作「ボーン・スプレマシー」に続いてポール・グリーングラス監督で、脚本は前2作を執筆したトニー・ギルロイに加えて、「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパードが参加する。グリーングラス監督が英エンパイア誌に語ったところによると、「The Bourne Ultimatum」はロバート・ラドラムの原作(「最後の暗殺者」角川文庫)とは全く違う、オリジナルストーリーになるという。
また、グリーングラス監督は、老舗スパイ映画「007」が最新作「カジノロワイヤル」で、若手演技派がリアルなアクションを繰り広げる「ジェイソン・ボーン」路線に転向したことについて、「模倣は、心からの賛辞というじゃないか」とコメント。逃走中のアウトサイダーであるジェイソン・ボーンは、古風な帝国主義者であるジェームズ・ボンドとは決定的に違うと語った。