シャーリーズ・セロン来日。髪を染めて挑んだ初アクション
2006年3月14日 12:00

04年「モンスター」でオスカーを獲得し、本年度アカデミー賞にも「スタンドアップ」で主演女優賞にノミネートされ、“演技派女優”の地位を確固たるものとしたシャーリーズ・セロン。そんな彼女が、初めてアクションに挑戦した「イーオン・フラックス」のPRで、アカデミー賞授賞式後間もない3月8日、東京・新宿のパークハイアット東京で来日記者会見を開いた。
「イーオン・フラックス」は西暦2415年の世界を舞台に、政府諜報員に妹を殺害された主人公の革命戦士が、復讐のために戦うというSFアクション。ブロンドの髪を黒く染めて主人公イーオンになりきったシャーリーズは、「髪をカットして黒く染めたとき、初めて戦士イーオンになった気がした。こんなハードなアクションは初めてで、毎日5時間トレーニングしたけれど、それができなければこの役は演じられないと思った」と役作りへの意気込みを披露。さらに、「これまで演じた役はどれひとつとして同じではないけれど、それが俳優。全く違う世界の違う人間を演じ、役に入り込むことが仕事」と、ジャンルを問わず様々な役に挑戦し続ける役者としての心構えも語った。
また、演技派として名声を高める以前から、その美貌で人気のシャーリーズは、美しさの秘訣を問われると「幸せで、心が穏やかでいること。他人を見ていても、幸せそうな人は美しい」とコメント。女優業のみならずプライベートの順調ぶりもうかがわせた。日劇1ほかにて公開中。
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