ワインスタイン、架空の天才作家の誕生秘話を映画に
2006年3月7日 12:00
男娼をしていた少年時代に基づいた自伝小説を発表し、天才作家として注目を集めながら、実は架空の人物だったことが判明したJ・T・リロイの誕生秘話を、ワインスタイン・カンパニーが映画化することになった。
J・T・リロイとは、少年時代の虐待体験や男娼経験、ドラッグ中毒、そしてHIV感染などセンセーショナルな私生活を赤裸々に綴った自伝小説を発表し、セレブにも多くの支持者をもつ早熟の天才作家の名前。04年には、その著作がアーシア・アルジェント監督・主演で「サラ、いつわりの祈り」として映画化もされたが、その正体が実は、ミュージシャンで作家のローラ・アルバートの作り出した架空の人物だったことが判明した。マスコミの取材には、当時アルバートと同棲していたジェフリー・ヌープの妹、サバンナ・ヌープがリロイを演じることで対応していたという。
映画の原案となるのは、リロイが架空の人物であることを暴露したニューヨーク・タイムズ紙の記事。監督はジェシー・ペレス、脚本は、アンディ・ウォーホルのミューズ、イーディ・セズウィックの映画「ファクトリー・ガール」を手がけたキャプテン・モーズナーが担当する。
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