前代未聞。2時間の映画を2分半に圧縮してネットで公開
2006年2月21日 12:00
ロシアの「マトリックス」と評判を呼んでいる映画「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR」が、そのオフィシャルサイト上で、2時間の映画全編を2分半に圧縮して配信するという前代未聞のプロモーションを行っている。
昨年10月の「東京国際ファンタスティック映画祭2005」ではクロージングをつとめた「ナイト・ウォッチ」は、製作費わずか400万ドル(約5億円)の作品だが、ロシアのVFX技術の粋を結集した映像などが話題を呼び、04年にロシアで公開されるやそれまでのロシア国内の興行成績を全て塗り替えるほどの大ヒット作となった。現在ロシアでは「ナイト・ウォッチ」の続編の「デイ・ウォッチ」が公開中で、これまた大ヒットを記録している。オフィシャルサイトで公開中の動画は、1時間54分の本編映像を、何と2分半に短縮したもの。実際に見てみるとあまりにスピードが速くて「ワケが分からない」のだが、要所要所でゆっくり目のスピードに「減速」され、見せ場シーンはきっちり見られるようにはなっている。
ご興味のある方は、「ナイト・ウォッチ」のオフィシャルサイトにアクセスし、予告編動画再生窓の右下にある「蜘蛛の足が生えた人形」をクリックすると、この動画を見ることが可能だ。
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