「深作健太を男にしたい」。押井守監督が異色コラボ
2005年7月12日 12:00

この日のハイライトは、企画を実現するに当たってアニメ界の巨匠、押井守監督にラブコールを送り、同監督の協力を取り付けた健太氏の挨拶。今回受賞した「エルの乱(仮題)」は、過去に大阪で起こった暴動をモチーフにした作品で、亡くなった欣二監督と親子で温めていた企画だそうだが、「父亡き後、どう映画にするか非常に悩んだが、尊敬できる牙を持った先輩が意外なところにいて、その方の力をお借りすることで突破口が見えました」と熱い思いを語り、押井監督を呼び込んだ。
押井監督は「僕自身、欣二監督の映画を観て胸を熱くした世代。彼と話しているうちに『深作健太を男にしたい』という気持ちになった。彼にとっても本当の勝負になる作品だと思うので、ぜひ成功させたい」と、こちらも意欲十分に語った。なお、押井監督は脚本とCG合成などを手掛ける予定で、クランクインは来年前半を目指すとのこと。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント