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秘密のベールに包まれた「宇宙戦争」が世界初披露!

2005年6月14日 12:00

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上機嫌のクルーズは、娘役のダコタをだっこ
上機嫌のクルーズは、娘役のダコタをだっこ
6月29日に全世界同時公開となる超大作「宇宙戦争」が、6月13日、VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズにて初披露され、監督のスティーブン・スピルバーグ、主演のトム・クルーズダコタ・ファニングらが会見を開いた。
クルーズは12日に日本に到着し、14日にはベルリンで行われるプレミアに出席するというハードスケジュールにも関わらず、おなじみのスマイルで終始ご機嫌。会見に先立つフォトセッションでは、自ら取材陣の輪に飛び込み、カメラマンのカメラを拝借して、周囲を取り囲んだ取材陣を“逆撮影”するという場面も見られた。
徹底した秘密主義のもとに製作され、海賊版流出防止のためにも、試写会来場者への金属探知機によるボディチェックや、荷物の持込制限など厳しい監視体制が敷かれた本作だが、スピルバーグ監督は「映画自体が観客の皆さんに語りかけるべきであり、前もって情報がもたらされると、サプライズがなくなってしまう」と、あらゆる人々が平等に一観客として楽しんでもらいたいと主張。また、映画のなかで殺戮の限りを尽くす宇宙人を「世界で初めて大阪で何体か倒した」という日本へのサービスシーンともとれる場面があるのだが、これについて監督は「大阪はガメラなどの怪獣と戦った経験が豊富だからね」と、答えて会場を沸かせた。一方、クルーズは本作のテーマを「家族」だと語り、「家族を守るため、何をやるかということ。主人公レイが父親として試練に立たされ、成長していく。その様子は期待以上の演技ができた」と、自信をみせた。
さらに、ハリウッド随一の天才子役として名高いダコタは、今回が初来日。「スティーブンの演出やトムに教わった俳優としての心得など、学ぶことがたくさんで、私の人生で忘れられない体験になった」と語っていた。

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