「ダ・ヴィンチ・コード」にパリの教会が「ノン!」
2005年1月4日 12:00

パリ6区にあるサン・シュルピス教会は、ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督によって映画化予定)の舞台の1つとして一躍観光名所になっているが、最近、教会の中に「小説の記述はでっち上げ」という主旨の声明文が設置されて話題を呼んでいる。
この教会には、18世紀に設置された真ちゅうの子午線とオベリスクがあり、小説の中では修行僧シラスがキー・ストーンを探す場面で有名だ。問題の声明文には「最近のベストセラー小説の想像上の記述に反し、この子午線は異教徒の寺院の名残とは無関係だし、この場所にそのような寺院が存在した事実もない。ローズラインという呼び名でこの線が呼ばれたこともない。創造主である神が時を支配するということ以外に、この線には神秘的な意味は全くない」。さらに、「教会の小さな円い窓にある、“P”と“S”の文字は、教会の守護聖人である“Peter”及び“Sulpice”を指すものであり、想像上の“Priory of Sion(シオン修道院)”を意味するものではない」と小説を全面的に否定している。
映画の撮影は今年5月から始まると言われているが、この教会で撮影許可が下りるかは不明。ここ以外にも、ルーブル美術館やウェストミンスター寺院など、歴史的建造物が多数登場する映画とあって、クランクインまでの成り行きが見逃せない。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)