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モニカ・ベルッチが妊婦姿でヌードになった理由

2004年12月7日 12:00

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なんとも大胆
なんとも大胆
“イタリアの宝石”と称えられる美貌で人気のイタリア人女優モニカ・ベルッチは、今年の秋に夫で俳優のヴァンサン・カッセルとの間に設けた女児を出産したが、出産前、ベルッチはイタリア版「Vanity Fair」誌で妊婦姿のヌードを披露していたことがわかった。
これは、今年3月にイタリアで施行された、未婚女性や同性愛カップルの女性、出産適齢期を大幅に過ぎている女性への人工授精治療を禁止した法律に対する抗議のためで、ベルッチは雑誌内で「この国では、定められたゴム印を捺して結婚を受理されていないというだけの理由で、子どもを身ごもるための治療を受けてはいけないの」とコメント。「イスラム教の国々では女性は頭から布を被らなくてはならないし、イタリアでは、結婚していなければ母親になるための科学的治療の助けを得ることができない」と宗教的、倫理的な理由が常識よりも優先されていることを批判した。また、ベルッチは母親になる決断をしたことについて「私は18歳のときから体型が全く変わっていない。私の胸が飾りではなく、その定めを果たすためにあるということを望んだ」と語っている。
女優としてのモニカ・ベルッチの主演最新作は、夫であるヴァンサン・カッセルと共演した「スパイ・バウンド」で、日本では05年1月29日に公開される。

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